WBC不参加の千賀 「メジャーで活躍したいのにメジャーの準備をせずWBCに出るのは矛盾していると思った」
1 Ailuropoda melanoleuca ★ :2023/03/21(火) 22:57:15.01ID:npoyHYSM9
 メッツに入団した今季、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場しないことを選択した千賀滉大。ファンの1人として侍ジャパンを応援しているが、日本ラウンドの試合はアメリカ東部時間の朝5時ごろからスタートするため、ハイライトを見て試合結果を確認するのが精一杯だったようだ。千賀がWBCに出場しなかったのは、夢の舞台であるメジャーリーグで活躍する準備を整えるため。「メジャーで活躍したいと言っているのに、メジャーの準備をせずWBCに出場するのは矛盾していると思った」と話している。

 千賀は前回大会、2017年のWBCに出場。11イニングを投げて大会最多タイとなる16奪三振を記録した。アメリカとの準決勝ではエリック・ホズマー、アンドリュー・マカッチェン、バスター・ポージー、ジャンカルロ・スタントンを四者連続三振に仕留めたものの、1点を失って敗戦投手に。その大会を振り返り、「ずっと夢見ていた有名な打者との対戦はとても楽しかった。でも、自分のピッチングのせいで負けたという事実もある。僕が打たれて負けた。だから、いろいろな意味でとても思い出深い試合」と語った。

 今回のWBC出場を検討するにあたり、大先輩のダルビッシュ有から様々な注意点を聞かされていたという。ボールが大きく、滑りやすいこと。日本よりも過密なスケジュールであること。文化の違いによって食事や栄養のバランスが変化することなど。それらを踏まえ、千賀は「メジャーで活躍したいのに、その準備をせずWBCに出場するのは矛盾している」とWBC不参加を決めた。

 実際、千賀は右手人差し指の付け根付近の炎症でオープン戦の登板を回避した。ビリー・エプラーGMによると、慣れないアメリカのボールを強く握りすぎたことが原因だという。もしこの問題がWBCの大会中やWBCからチームに戻ったあとに発生していたら、千賀はシーズンの一部を欠場することになっていたかもしれない。しかし、すでにオープン戦での登板を再開しており、開幕ローテーションの一員としてシーズンを迎えられる見込みだ。

「侍ジャパンからのオファーを断ったのは、シーズンに向けて準備をする必要があったから」と、何よりもメジャーの舞台で活躍するための準備を優先した千賀。その決断が報われる日が必ずやってくるはずだ。

MLB.jp
https://news.yahoo.co.jp/articles/0afb6fb55afd750cb3e589491a6e13ec81e25379

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