(出典 ichef.bbci.co.uk)
戦闘機100機で夜通しガザ北部を空爆…BBC記者「完全なカオス」
1 ばーど ★ :2023/10/28(土) 19:11:16.71 ID:0FvWrQDk9
イスラエル国防軍(IDF)は28日、前日から夜通しかけて「戦闘機約100機」がパレスチナ自治区ガザ地区で、同地区を実効支配するイスラム組織ハマスの拠点数百カ所を空爆したと明らかにした。夜にかけて地上部隊がガザ北部に入ったことも認めた。ガザでは前日から通信が遮断され、外部と連絡がとれない状態になっている。

イスラエル軍はソーシャルメディアで、ギラド・ケイナン空軍准将の話として、「今晩の攻撃飛行で戦闘機約100機が、テロ組織ハマスの数百の標的を破壊した」と明らかにした。准将は「目標は明確だ。ハマスの手が触れたものはすべて破壊する」としている。

IDFはさらに、ガザ北部の地下にある150カ所の標的を攻撃したと明らかにした。「テロのトンネル、地下の戦闘スペース、その他のインフラ」が標的に含まれていたという。

IDF報道官のダニエル・ハガリ少将は28日の記者会見で、夜の間に地上部隊がガザ北部に入り、「今も現場に展開している」と認めた。

ハガリ少将は、複数のハマス司令官を夜間の作戦で殺害したことも明らかにした。

少将はさらに、28日中には食料と水の援助物資を載せたトラックがガザに入ると明らかにした。

イスラエル軍の被害については、今月7日のハマス奇襲以来、イスラエル軍は兵311人を失ったと確認したほか、最新の夜間作戦でもイスラエル軍に死傷者が出ていると明らかにした。

7日の奇襲でイスラエルから拉致された229人が今もガザで人質にされていることも、少将は認め、「拉致被害者の帰還は、最高峰の国家的な取り組みだ。作戦も情報収集も、我々の活動すべてが、この目標実現に向けられている」と述べた。
ハガリ少将はさらに、「我々は自ら設定し、他者によって明確化した目標に向かって取り組んでいる。ハマスの解体、境界の安全保障、そして拉致被害者の奪還へ向けた国家的努力だ」とも話した。

IDFはこれに先立ち、ハマスによる空からの作戦を指揮した司令官を27日夜から28日にかけて殺害したと明らかにしていた。IDFはソーシャルメディアで、「IDF戦闘機は夜にかけて、ハマス空襲隊のトップ、アセム・アブ・ラカバを攻撃した。アブ・ラカバはハマスの無人航空機、ドローン、パラグライダー、空からの探知や防衛の責任者だった。10月7日の虐殺の計立案に関与し、パラグライダーでイスラエルに侵入したテロリストを指揮し、IDF拠点へのドローン攻撃の担当だった」と書いた。

IDFは27日には、イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザ地区への地上作戦を「拡大している」と発表したものの、ハマスとの軍事衝突以降予想されてきたガザ地区への地上攻撃の開始を意味するのかどうかは明言を避けていた。

一方でハマスは、同地区北部でイスラエル側と衝突が発生したとしていた。

「完全なカオス」=BBC記者
ガザ南部ハンユニスで取材するBBCのラシュディ・アブ・アルーフ記者は28日、「かつてない規模の巨大な空爆が、ガザ北部であった。「巨大な炎が空に立ち上るのが見えた。複数の異なる種類の爆弾を使っているようだった」と報告している。

ガザ地区は、東西に約10キロ、南北に約45キロの広さ。

アブ・アルーフ記者が取材する病院では、タクシー運転手たちが、誰とも連絡がとれないため、ただ爆発の方向へ向かうのだと話していたという。

「ここハンユニスは北部に比べて爆撃は少ないものの、電話が通じない状況で他の地域にいる家族の安否を確認しようとする人たちで騒然として、あちこちがパニック状態だ。完全なカオスだ」と、記者は報告した。

以下全文はソース先で

BBC 2023年10月28日 13:30 更新 1時間前
https://www.bbc.com/japanese/67236437

(出典 ichef.bbci.co.uk)

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