家計の金融資産、6月末に2115兆円 最高を大幅更新
1 蚤の市 ★ :2023/09/20(水) 11:07:01.07 ID:527n9Mw39
日銀が20日発表した2023年4〜6月期の資金循環統計(速報)によると、23年6月末時点の家計の金融資産は前年同期比4.6%増の2115兆円だった。過去最高を大幅に更新し、初めて2100兆円を超えた。現預金が引き続き過半を占めたが、株高で株式や投資信託の保有残高が拡大した。
現預金は前年同期比1.4%増の1117兆円だった。株高の恩恵で株式等の保有残高は26%増の268兆円、投資信託は15.9%増の100兆円とそれぞれ過去最高を更新した。日経平均株価は3月末におよそ2万8千円だったが、5月に3万円台を1年8カ月ぶりに乗せ、6月末には3万3千円台まで上昇していた。
家計の金融資産の構成比率では現預金が最大で52.8%を占めた。次いで保険・年金・定型保証が25.4%、株式等が12.7%と続く。個人向けの社債発行も活発で、家計の債務証券残高は9.1%増加した。
市場全体に占める国債の保有割合(国庫短期証券を除く時価ベース)は、日銀が53.2%の580兆円だった。3月末の53.3%からわずかに縮小した。4期連続で5割を上回る水準が続くが、割合が減少に転じたのは21年12月末以来。銀行など預金取扱機関は8.1%、海外は7.3%だった。
日銀は金利の上昇を抑制するため国債を買い入れている。22年12月に日銀は長期金利の変動許容幅を拡大したが、その後1〜3月も海外勢による売りが膨らみ日銀の国債購入額が増えていた。保有割合の低下は4〜6月に日銀の購入額が相対的に抑えられたことも影響したとみられる。
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB192830Z10C23A9000000/?n_cid=SNSTW001&n_tw=1695175109
現預金は前年同期比1.4%増の1117兆円だった。株高の恩恵で株式等の保有残高は26%増の268兆円、投資信託は15.9%増の100兆円とそれぞれ過去最高を更新した。日経平均株価は3月末におよそ2万8千円だったが、5月に3万円台を1年8カ月ぶりに乗せ、6月末には3万3千円台まで上昇していた。
家計の金融資産の構成比率では現預金が最大で52.8%を占めた。次いで保険・年金・定型保証が25.4%、株式等が12.7%と続く。個人向けの社債発行も活発で、家計の債務証券残高は9.1%増加した。
市場全体に占める国債の保有割合(国庫短期証券を除く時価ベース)は、日銀が53.2%の580兆円だった。3月末の53.3%からわずかに縮小した。4期連続で5割を上回る水準が続くが、割合が減少に転じたのは21年12月末以来。銀行など預金取扱機関は8.1%、海外は7.3%だった。
日銀は金利の上昇を抑制するため国債を買い入れている。22年12月に日銀は長期金利の変動許容幅を拡大したが、その後1〜3月も海外勢による売りが膨らみ日銀の国債購入額が増えていた。保有割合の低下は4〜6月に日銀の購入額が相対的に抑えられたことも影響したとみられる。
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB192830Z10C23A9000000/?n_cid=SNSTW001&n_tw=1695175109